ハイサイ 令和5年3月号
◯令和4年度2月定例会が開催されました
ビシッと研修委員会による那覇商工会議所青年部2月定例会が那覇市のテンブスホールにて2月8日(水)に開催されました。
司会進行は定例の部、事業の部、共にビシッと研修委員会の稲福 大吾君が務めました。定例の部は高久副会長による開会宣言、YEG宣言でスタートし、商工会議所青年部の歌「伸びゆく大地」の斉唱、宮國 桂光君による綱領朗読・指針唱和と続きました。
挨拶に立った平良会長は「『縁をキズナへ~守る強さと貫く力~』というスローガンを掲げた今年度も残り2ヶ月となった。我々商工会議所青年部は様々な企業の集まり。残り2ヶ月連続で活動し、YEGを活用していただきたい。3月18、19日にはわったー那覇めしグランプリが開催される。開催に向けて実行委員会が日々準備を進めている。そうしたメンバーがしっかり頑張っている事を理解していただき、チケットの販売など大会運営に携わっていってほしい」と、述べました。
その後は万田直前会長挨拶、依頼・報告事項が続き、新入会員認証式が行われました。今回現場にて認証を受けた新入会員は株式会社オキジムの橋本 将太君、山下建築設計ディベロップメントの山下 直彦君、株式会社ダイナミックプランニングの長濱 拓未君の3名です。
そしてこの度、会員の一人に出産報告がありました。株式会社琉縁の富永健太君の家庭に第一子が誕生しました。おめでとうございます。
その後事業の部では「最高のチームを作るリーダーシップ研修」というタイトルの研修事業が行われました。
前半はビシッと研修委員会の楠美委員長が自ら登壇し「人が動きたくなるリーダーシップ」について講演を行いました。
楠美委員長は人を巻き込んでグループを盛り上げるためには「人を動かすリーダーシップ」より「人が動きたくなるリーダーシップ」が今の時代に適していると述べ、事例として「裸の男とリーダーシップ」という動画を会場にて再生しました。
動画に映っていたのは上半身裸で激しく踊る男性です。男性は最初多くの人が見ている中、一人で踊っていたのですが他の人物が男性の隣で一緒に踊り始めます。二人で踊っていると一人、また一人と一緒に踊る人が増えていきます。やがてその場にいたほとんどの人が踊り始めるといった内容の動画でした。
楠美委員長は動画について「最初は滑稽に見えても一生懸命で楽しそうで熱意があればみんなの心は動く。リーダーシップでチームは変わるという事例になる動画である」と述べました。
また、メンバーの心に火をつけ実現したい理念やビジョンに向けて一緒に走ってくれる仲間になってもらうための『巻き込み力』の必要性についても述べました。どれだけ優秀であっても一人の力では限界があり、よりスケールの大きなビジネスをして行くためにはチームメンバーの協力が必要であり、そのために必要なものとして『信用』を挙げました。信用を積んでいくのは時間がかかるが、崩れるのは一瞬という点から日々の言動一挙手一投足に気を使いながら意識して行動する事が大切と強調していました。
更に『メンバーに理解して納得してもらい自発的に行動変化をしてもらう』事を目的とした伝えるチカラの重要性についても述べました。リーダーとメンバーの『情報のずれ』、『気持ちのずれ』があることを前提条件として『伝える』ではなく『伝わる』ように相手に合わせた情報の伝え方が重要であると述べました。
講演後は『那覇商工会議所活動の参加率を上げるためにどのようなアクションを行い、リーダーシップを発揮するか』というテーマでグループディスカッションが行われました。各委員会でグループに分かれて活発な議論が交わされ、最後はそれぞれのグループからの意見発表です。
「広報活動でYEGの活動を広めていく仕組みづくり」、「定例会のやり方を考える、事業を長くして学びの質を高める」など、さまざまな意見が出ました。中には「ポイント制にする」という独特の意見も…。
令和4年度最後の研修事業も貴重な意見交換の場となりました。次年度へスタートする中で学びの多い研修事業となりました。ビシッと研修委員会の皆様、お疲れ様でした。
◯那覇商工会議所 会員企業紹介Q&A
株式会社 総合葬祭那覇
琉球家庭料理 葵屋