ハイサイ 令和4年8月号
◯令和4年度 7月定例会・事業の部「首里城再建と首里のまちづくり」が開催されました
2022年7月13日(水)20時~21時那覇市ぶんかテンブス館テンブスホールにて、那覇YEG7月定例会・事業が行われ、リアルとオンライン含めの87名の方にご参加いただきました。
事業の部では、歴史学者琉球名誉教授の高良倉吉氏(以下、高良氏)と、首里出身の県議会議員新垣淑豊氏(以下、新垣氏)にご登壇いただき「首里城の再建と首里のまちづくり」について高良氏が、対談では高良氏と新垣氏が首里城の今とこれからの課題について議論していただきました。
高良氏は最初に、首里城と首里のまちの課題は「二度と焼けない首里城をつくること」「地域住民が住みやすい首里をつくること」と強く訴え、理由として「首里城の建設には、多くの人と費用が関わっています。また、道路の狭さや急傾斜地が多く、パーキングやスーパーなどの不足も目立ち、場所を確保できていないため、渋滞が起きやすい現状です」とし、首里のまちの現状を「若い人が住みにくいまち」と表現していました。また「住民への対策はまだされていません。しかし、首里城の再建準備は着々と進んでいます」とも話し、「国も県も積極的に動いていますが、那覇市との意識の差を感じざるを得ません」と語る場面もありました。今後は「観光スポットとしての機能と同時に、暮らしやすい首里のまちにしていく必要があります」と指摘し、これからどう向き合っていくかを論点として、新垣氏との対談がスタートしました。
7月定例会・定例の部が開催されました。
同日の定例会定例の部ではリアル参加のみの対象で63名の参加となりました。広報ブランディング委員会潮結奈君の司会進行の下、同委員会の瑞慶覧副会長の開会宣言、YEG宣言にて開幕、会員による商工会議所青年部の歌「伸び行く大地」の斉唱後、島袋太至君による綱領朗読・指針唱和と続き、平良会長が挨拶に立ちました。平良会長は「今回会長になって4回目の挨拶となる。常々申し上げているがYEGは可能性の宝庫だと思っている。YEGに対する捉え方、関わり方、見方、一つ一つが人によって良くも悪くもなる。私が今年度掲げたスローガンは『縁をキズナへ~守る強さと貫く力~』。一回一回の定例会を大切にして、一人一人が交流をして、縁をしっかり作って頂くよう、欠席している会員にも声かけをして頂いて今後のYEGを盛り上げて頂きたい」と、定例会への想いを述べました。
続いて挨拶に立った万田直前会長は「今後も社会情勢は大きく変化していく可能性がある。我々はその情報をいち早くキャッチし、どう自社企業に活かすのか。ピンチになる業態とチャンスになる業態もあると思う。そこに立ち向かうためにYEGネットワークがある。那覇YEGに入ったメリットを大いに生かして頂きたい。お互いに情報を共有し、持っているパワーをお互いに使い、高め合う連帯に繋げて欲しい」と、那覇YEGへの想いを熱く語っておりました。
委員会・事務局報告が行われた後、第一子が産まれた瑞慶覧副会長、結婚をした儀間純君へ、サプライズでの慶弔金贈呈が行われました。二人はこれからのYEG活動と家庭の相互発展に決意を新たにした様子でした。企業PRでは琉球コラソンの水野裕矢君より次回ホーム戦のPR、琉球治療院の林秀一君から那覇市安謝にて経営しているメディカルハーブカフェのPRがありました。閉会の挨拶は渡慶次副会長「社会ではコロナにより色んな制限がある中、今年度は定例会を続けてリアルで開催出来ている。リアルで集まれる事をありがたく感じている。那覇YEGは可能性の宝庫。今後も定例会を盛り上げてくようご協力お願いしたい」との言葉で、7月定例会定例の部を締めくくりました。
◯那覇商工会議所 会員企業紹介Q&A
株式会社 沖縄映像センター
株式会社 リカーショップ新城